今回は札幌市にある「餃子」のお店「好吃(ハオチー)餃子店」を紹介します。
ここの餃子はいままでお店で食べた中で一番好きな味。理想の餃子です。
中国出身の女性が皮からひとつひとつ手作りした餃子は、小籠包などと同じ点心ということを改めて感じさせてくれます。
家庭的で誰もが手軽に食べられるおいし~(好吃)餃子です。
北海道名物というわけではないけど、札幌を代表する「美味しい店」ということは間違いなし。
機会があればぜひ食べてに行ってほしい、一度は口にしてほしい、ということで紹介します。
まだネットでの販売などは行っていないようですが、持ち帰りができる冷凍餃子などがあります。また、時間がない時でも自宅で食べれるようメニューはすべてテイクアウトが可能。
大抵この店に行くときはお店で食べて冷凍餃子をお土産に買っています。焼き方レシピもついているので自宅でも簡単にこの味が味わえるというのはほんとありがたいですね。
家の近くにあってほしいお店、「好吃餃子店」はそんなお店です。
ぷっくりとした大きな「焼き餃子定食」
今回は定番、焼き餃子定食を注文しました。
餃子の一粒が大きくて一口で食べると頬張るようなボリューム。一人前五粒でも十分な量になります。食欲をそそるような焼き目としっかりと蒸されてぷっくりした見た目がなんとも美味しそう。
できたてアツアツの餃子を、しょう油とお酢を混ぜたたれにチョンとつけてガブリと噛むと、中から弾けるように肉汁があふれ出てくる。小籠包のようにこれでもかというくらいの肉汁。この旨味たっぷりの肉汁も逃さないように一口で食べる。口の中いっぱいに餃子が満たされると、それだけでもう至福。
江別産の小麦を使用したやや厚めのもっちりとした皮は、焼き目のカリッとした食感と程よく弾力のある歯ごたえで、国産の豚ひき肉とキャベツと控えめににんにくが利いた餡は、皮の中の肉汁で茹で上げられたようにふっくらとしつつ、手ごたえを感じるような噛み応え。皮も餡もしっかりとこねられていると感じるギュッとした歯ごたえがあります。
口の中で噛み続けると旨味がじわじわ広がるのと同時に“餃子を食っている”っていう実感も広がっていく、もう食べる喜びがにじみ出るような美味しさです。
美味しい餃子を食べると嬉しくなりますね。ご飯にも合うし、ビールにも合う。ここの餃子はメインディッシュを張るほど主張がはっきりしています。
定食は3種類 水餃子定食とザンギ定食
今回注文したのは焼き餃子の定食ですが、定食は焼き餃子と水餃子、ザンギから選べます。
水餃子もザンギも食べてみましたがどちらもとっても満足のいくおいしさ。
特に水餃子はあまり食べる機会がなかったので、つるんとした水餃子のもっちりとした食感がなんとも言えず美味しいんですよね。
ザンギはゴロッとした大きさが5個。こちらも一口では食べられないくらいのボリューム。アツアツを齧るとジュワッと肉汁があふれるほどジューシーです。味付けもしっかりついているので、ビールと一緒に食べるのがいいですね。
こちらはよくテイクアウトしています。持ち帰って自宅で温め直してもにんにくの香ばしい匂い食欲を刺激しまくります。
テイクアウトもできるメニュー
定食以外にも種類は少ないですが単品のメニューがいくつかあります。定食の3種類も単品で注文ができるので、料理をアテにビールを飲むのも良いですね。そしてここは紹興酒も用意されています。
また胡麻団子や特製杏仁豆腐などデザートもしっかりと用意されているので、家族できても誰もが満足するメニューになっています。
テイクアウトの棒棒鶏。鶏肉もやわらかくてごまダレとよく合います。少し濃い目の味付けで美味しいお酒が飲めました。
お店紹介
店内は縦長のシンプルな作り。縦長の真ん中にカウンターがあり座席が9つ。壁側に二人掛けのテーブル席が2席。カウンターの反対側は厨房になっています。
中国のインストルメンタルが異世界の雰囲気を醸し、壁にも中国らしいタペストリーなどが飾られていて、小さな店ながらもきちんと手が加えられている店です。
お店は札幌市西区八軒になります。JRだと八軒駅、琴似駅から歩いて10分ぐらいの所。駅から少し離れているのと、駐車場がないのがなかなか足を運べないのがやや難点。
ついでにとかでいけるような場所ではなく、好吃餃子店に行くという目的で行くような場所です。もちろんそれに応えてくれる満足のいく味です。
是非機会があれば食べに行ってほしい、人に勧めたくなるようなお店です。
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