今回は札幌駅のすぐ近くにある「一粒庵」のラーメンです。
こちらは行列のできるラーメン店として有名な、観光客の方が多く訪れるお店です。
観光客向けのラーメン、というわけではなく地元の人をも唸らせる味。
「札幌ラーメン」としてのポイントを抑えつつも、麺、スープ、具材にひとつひとつにこだわりを感じる特徴があります。
個人的にはまた食べたくなる、そんな後を引くラーメンです。
こちらは札幌市のふるさと納税の返礼品として扱ってます。
今回も実際の店舗で食べてきたのでレポートしていきます。
【一粒庵】のラーメン
一粒庵は、厳選された北海道産食材を使用したこだわりのあるラーメン店。
お店の前には、地場産品を多く扱っているお店に送られる「緑の提灯」が吊られています。
その提灯には星が五つ。
これは90%以上の日本産の食材を使用しているとのこと。
なんかこういうのはうれしいですね。
地産地消の良さがわかり始めてきたので、こういうお店は応援したくなります。
また北海道産の食材も多いというのもうれしいですね。
地場産品を使うこともそうですが、ラーメンの見せ方から、麺やスープなどひとつひとつを隅々まで考え尽くしてできている、そういう完成度の高さがあります。
一粒庵のホームページにもこだわりが載っているので、サイトにも訪れてほしいですね。
札幌駅からすぐという好立地で、ビルの地下という少し目につきにくい場所なのですが、認知度はあるようで随分とお客さんが入っています。
伺った日は日曜日でしたが、11時開店の15分後に行ったらすでに満員。
そして食べ終わって店を出たら、20名近くの人が列をなしていました。
また、この店はオリジナルのクラフトビールやワインなどアルコール類も豊富に揃っています。
手作り餃子をワインと共にという飲み方もできます。
ランチとしての需要もすごいのですが、夜に行くのもおススメです。
「いざッ実食!」レポート
今回は一番人気の「元気のでるみそラーメン」を注文。
色彩豊かなラーメンがやってきました。
深めのどんぶりに同系色の受け皿に乗っています。
少し長めのレンゲ、というのが嬉しいですね。
やはり目を引くのはスクランブルエッグですね。
ラーメンでは見ない色合いなので目をひきます。
そしてなによりも彩り艶やか。
華やかとさえ感じる、新たなるラーメンとの遭遇です。
まずはスープを一口。
じんわりと味噌の旨味が体に広がっていきます。
やさしさと懐かしさを含んだ味噌が体になじみますね。
こちらの味噌は大豆・米こうじ・食塩のみで醸成されたトモエの「北海道のめぐみ味噌」を使用しています。
トモエは、創業130年になる札幌の老舗醸造所「福山醸造」のブランド名。
しょう油やみそなどの調味料は家庭にもある道民にはなじみ深い商品です。
ベースの豚骨とみその味がブレンドした濃厚なスープは札幌ラーメンの王道を踏襲しています。
味がしっかりしているのでスープだけでも何杯も飲みたくなる。
続いて麺。
丸みを帯びた中太で、やや緩めの縮れ麺。
口当たりがなめらかでスルスルッと口の中に入ってきます。
スープとも良く絡んで、噛み心地も程よくモチッとしています。
こちらの麺は、主に十勝産の小麦を使用した自家製麺。
中華めん用粉の「ホクシン」「北の香り」と、超強力粉「ゆめちから」をブレンド。
天然モンゴルかん水を使用しています。
こういった情報をHPで丁寧に説明している、こだわりと熱意が伝わる麺です。
札幌ラーメンの特徴も抑えつつ、やや丸みがある分食べやすく感じます。
札幌ラーメンを食べたという充足感と、個性のある新しいラーメンを食べたという満足感があります。
ここからはトッピング。
チャーシューは歯ごたえを感じる一口大の大きさ。
肉という感じの食感が変化があってよいですね。
そして卵。
こちらはとろみの残るスクランブルエッグに炒めた豚ひき肉と行者にんにくが入っています。
メニュー名の「元気のでる」というのはここから来ています。
北海道の山菜の定番「行者にんにく(アイヌねぎ)」は、疲労回復を助け病気から体を守るアリシンがニラやニンニクよりも豊富。
おひたしやジンギスカンと一緒に食べたり、また醤油漬けにして料理の隠し味に使われたりします。
一粒庵では北海道の南東、十勝の浦幌町の行者にんにくを使用しています。
行者にんにくは本来ニンニクの匂いがするのですが、一粒庵では臭わない調理方法で提供しています。
実際食べてみても匂いは感じず、食べてみて味で気づいたほどです。
そしてこれまた疲労回復に良いとされる豚肉と一緒に炒めて卵と一緒に食べるのが、特徴です。
また、この「行者にんにく」はスープにも使用されています。
スクランブルエッグとラーメンも合いますね。
トロトロの食感は他の具材とは食感が違いますし、味付き玉子などとはまた違う良さがあります。
そしてこれ、オムレツとして食べたいですね。
これをつまみにクラフトビールを、なんてお気に入りの一品になりそうです。
その他に、ネギ、もやし、水菜と定番のトッピングもあります。
具だくさんなので食べ飽きず、最後まで変化にとんだ一杯でした。
食後のつぶやき
具材も多かったからか、お腹いっぱいになりました。
重たい、ということではなくしっかりと腹にたまる、
札幌ラーメンを食べた、という満足感が高いですね。
そういう面においてはやっぱり道外の人にお勧めしたくなるラーメン屋です。
みそラーメンも、王道のような札幌ラーメンを感じますし、プラスアルファのスープの旨味に満たされる味でした。
また行こ。
ふるさと納税の返礼品の紹介
こちらは札幌市のふるさと納税の返礼品で扱っています。
「生麺」と「即席(インスタント)麵」が選べたり、チャーシュー付など種類が豊富で、好みに合わせて選べるようになっています。
5000円からありますので、検討してみてください。
原材料:
めん:小麦粉(国内製造)、卵白、食塩/酒精、乳酸ナトリウム、トレハロース、かんすい、加工デンプン、(一部に小麦・卵を含む)
スープ:みそ(国内製造)、しょうゆ、おろしにんにく、ピーナッツバター、砂糖、おろし生姜、食塩、行者にんにく、調整豆乳、酵母エキス、ごま、香辛料/調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、酸味料(一部に小麦・落花生・ごま・大豆を含む)
通常の通販もいろんなサイトで扱っていますよ。
北海道の県庁所在地「札幌市」
言わずと知れた「札幌市」。観光中心都市でありながら、道内一の人口の多い商業都市。
県庁所在地としての利便性を有しながら、北海道らしさが随所に残る街です。
最近では、「日本新三大夜景」にも選ばれたりもしていますね。
新千歳空港からは電車で1時間くらいかかる、というのは意外と知られていない事実。
札幌は有名な観光地なので観光名所も随所にあります。
街中にもレトロな建物が点在しているので、散策するのもおすすめです。
札幌グルメといえば、海鮮、お寿司、札幌ラーメン。
札幌駅からススキノまでは(地下鉄で2区間)、多くのお店が並んでいます。
北海道は素材のおいしさが際立っているので、海鮮や野菜がどれもおいしい。
ジンギスカンやスープカレーなどは全国的に広がっていますね。
札幌市のふるさと納税もぜひご検討ください。
店へのアクセス
お店は札幌駅南口から歩いて2分。外に出ずに地下通路からも行けます。
ホクレンビルの地下飲食街にあります。
正面入り口の両サイドの地下への入り口にのぼりがあるのでそれを目印に。
営業時間:昼:11:00-15:30 (L.O.15:00)
夜:17:00-19:00 (L.O.19:00)
定 休 日:月・火曜日の夜
住 所:北海道札幌市中央区北四条西一丁目1番ホクレンビル地下1階 (MAP)
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