今回は、パスタソースを紹介していきます。
北海道白老町の「虎杖浜たらこ」を使用したトマト風味のパスタソースです。
こちらの特徴は、たらこの食感とトマトの酸味のさっぱりとした味。
塩味の効いたソースがしっかりとパスタに絡み、お腹を満たしてくれます。
ということで、地元食材を使ったパスタソースを紹介していきます。
こちらは北海道白老町のふるさと納税として扱っています。
北海道白老郡白老町(胆振総合振興局)
白老町は北海道の中南部、太平洋に面した町です。
札幌から高速で1時間ちょっと。新千歳空港からは車で40分ほどになります。
ここはアイヌ文化の振興を街づくりのひとつにしています。
お勧めしたい観光地は2020年に開業した「民族共生の象徴となる空間」(ウポポイ)。
ウポポイは、広大な敷地に博物館やアイヌの集落を想起させる空間が広がっています。
隣接するポロト湖ではカヌーやワカサギ釣りなどのレジャーや宿泊施設などもあります。
歴史が好きな方、レジャーが好きな方にはお勧めの場所です。
ご当地グルメといえば白老牛や虎杖浜のたらこですね。
白老牛のハンバーグなどはふるさと納税で人気の品。
虎杖浜のたらこは前浜で獲れたスケソウダラを使用した高級たらこです。
楽天市場の白老町のふるさと納税↓
たらことパスタソースについて
たらこはスケソウダラの卵で、江戸時代から食されているなじみある食べ物。
マダラの不漁が続いた時期に、スケソウダラの卵を塩漬けするようになったのが始まりです。
スケソウダラはマダラと比べて細身の魚で、塩漬けに適した卵のサイズ。
傷みの早い鮮魚のため身は練り物、かまぼこなどに利用されています。
スケソウダラは宮城県から北海道にかけて太平洋に生息しています。
漁獲場所がとても限られている魚であり、漁獲量も多くはありません。
なのでほとんどのたらこは海外で漁獲されたものを加工しています。
輸入した方が安価であることも大きいですね。
日本産のたらこの生産で有名なのが、北海道白老町にある虎杖浜という地域。
虎杖浜の前浜で水揚げされたスケソウダラを使用しています。
中には輸入ものを加工している会社もありますが、比べると味や風味が違います。
タラの卵本来の味わいを堪能することができます。
こちらは「ウポポイ」の開業に合わせて、地元食材を使った商品として開発されました。
販売元は商品開発などを行う会社の「国分北海道」。
以前紹介した「旭川無双カレー」なども扱う北海道ではなじみのある会社です。
また「虎杖浜たらこ」は胆振水産加工業協同組合の地域団体商標です。
虎杖浜たらこのパスタソースは2種類あり、もう一つはクリーム味です。
たらこパスタといえばクリーム系が王道ですが、珍しいトマト系を選んでみました。
「いざッ実食!」レポート
それではいただいていきます。
今回のパスタ麺は、生麺のスパゲッティです。
見た目はトマト系とクリーム系が合わさったような色合いです。
トマトの赤が混じった乳白色のソースがパスタを色づけています。
カットしたトマトもたっぷり入っていて食欲をそそる見た目です。
そしてトマトと魚介系の香りがふわりと漂います。
ではパスタを巻いてひと口。
トマトが香るコクのあるしっかりした味。
味が濃いのではなく、深みがあるのでパスタによく合います。
パスタを噛んでいくと味がなじむように一体となり旨みの塊になる。
そして口の中で弾けるたらこの食感。
普段は味わえないプチプチという感覚が噛むことを扇動するようで小気味いい。
たらこパスタの醍醐味ですね、食べていることが楽しくなる。
たらこ自体の旨味もしっかりと感じます。
虎杖浜たらこの特徴でもある魚介系の風味もふわりと香る。
たらこは主に宮城県から北海道にかけて、北国に生息しています。
慣れていないと魚くささ、として反応しまうかもしれません。
特に市販のたらこソースを食べ慣れていると感じやすいです。
食べる前の予備知識として覚えておいた方が良いかもしれませんね。
ただ、たらこ自体の旨味が引き出されたこのソースはやはり虎杖浜のたらこならでは。
そして、トマト風味というのがここで活きてきます。
カットしたトマトの果肉を噛むと、パッと瞬くようにトマトの風味が広がる。
合わせてあふれる酸味が味をさっぱりとしてくれています。
このパスタソースの深みのある味がよりパスタをおいしくしています。
パスタ自体の歯ごたえや、小麦の風味がキリッと引き立つ。
パスタ麺とソースがきちんと融合して、それぞれの旨みを引き出している。
また食べたくなる記憶に残る味でした。
商品の情報
商品名:虎杖浜たらこパスタソース トマト風味
内容量:120g
原材料名:
トマトピューレーづけ (イタリア製造)、乳等を主要原料とする食品、オニオンソテー、たらこ、牛乳、植物油脂、小麦粉、食塩、砂糖、チキンエキス、りんご酢、かつおエキス、貝エキス/乳化剤、増粘剤(加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、甘味料(ソルビトール)、香料、酸 着色料(カロチノイド、赤102、黄5)、発色剤(亜硝酸Na)、(一部に小麦・乳成分・大豆・鶏肉・りんごを含む)
栄養成分表示 (1食 (120g)当たり):
エネルギー 139kcal
たんぱく質 4.7g
脂質 8.9g
炭水化物 10.0g
食塩相当量 3.3g
(推定値)
ふるさと納税の返礼品の紹介
北海道白老町のふるさと納税として取り扱っています。
「食材王国」白老レトルトセットとなっています。
今回のトマト風味と、クリーム味。
もう一つは白老牛のレトルトカレーとなっています。
他のサイトをご利用のかたはリンクから確認してみてください。
取り扱いはサイトによって異なります。
ヤフーショッピング(ふるさとチョイス・さとふる・ふるなび) |
さとふる | ふるなび | ふるラボ |
ふるさと本舗 | ふるさとプレミアム |
北海道白老町のふるさと納税は白老牛のお肉やハンバーグ。
虎杖浜たらこや海鮮など幅広い食材があります。
楽天市場の白老町のふるさと納税↓
通常の通販では単品や2個セットなどでも扱っています。
食後のつぶやき
たらこといえば、明太子を思い出しますね、辛子明太子。
この場を借りて簡単にふたつの違いについて。
味の違いはたらこは塩漬けにしたもの、めんたいこは唐辛子入りの調味液に漬けたもの。
同じスケソウダラの卵を加工していますが、それぞれ別の地域で誕生しています。
たらこは生息地である宮城県から北海道にかけて誕生してます。
スケソウダラを漁獲し、食べられるようにと塩漬けにしています。
スケソウダラ(たら)の卵(子)ということでたらこです。
辛子明太子といえば、山口県下関市や福岡県ですね。
誕生の歴史は諸説あるのですが、朝鮮半島で誕生しています。
朝鮮半島、韓国といえば唐辛子文化。
朝鮮半島で獲れたスケソウダを唐辛子入りの調味液に漬けたということです。
もともとのルーツが違っているということですね。
同じ食材がが別々の文化の中で誕生したたらこと辛子明太子。
調べてみると、いろいろな発見がありました。
加工の違いということもあり、今はどちらの地域でも両方製造されています。
ふるさと納税の返礼品でも取り扱っています。
虎杖浜のたらこもぜひ食べてみてください。
そしてこのパスタソースも手軽に食べることができる商品となっています。
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