農業王国北海道では数々の野菜が生産されています。
じゃがいも、玉ねぎなどの根菜類から、アスパラやトウモロコシ、メロンなどは人気の食材。
全国のスーパーにも並ぶ定番の野菜が豊富ですね。
今回は北海道の野菜そのもの、ではなく野菜のおいしさを存分に味わえるスープの紹介です。
余計なものを加えずに、素材そのものの味わいを存分に堪能できる。
市販品とは一味違う生産地ならではのスープです。
![くっちゃんスープのパッケージ](https://dohguru.com/wp-content/uploads/2022/08/snowsoup-package-600x450.jpg)
倶知安町
倶知安町は札幌市の西側、函館市の北側に位置する街です。
札幌からは車で1時間半。北海道新幹線の停車駅予定地でもあります。
蝦夷富士と呼ばれる羊蹄山の西側に位置し、山々に囲まれた町。
隣りのニセコ町と共にスキー客が多く、海外の方も見かけます。
雄大な自然と触れ合える観光地のひとつです。
観光でおススメは「倶知安風土館」。
自然の成り立ちをまるっと学ぶことができます。
特産品はじゃがいも。
倶知安町のホテルでは男爵いもを使った真っ白な「豪雪うどん」があります。
ニセコ酒造の日本酒も人気ですね。
ふるさと納税の返礼品も豊富にあります。
また、倶知安町には製紙工場があり、ティッシュペーパーやトイレットペーパーなどの紙製品も返礼品で取り扱っています。
「北海道の紙製品の紹介」記事はこちらのページ。
越冬野菜が新たな美味しさを作り出す
この地域は羊蹄山からの伏流水が豊かに流れる肥沃な土壌で、農業に適しています。
そしてこの地域のもう一つの特徴が、豪雪地帯ということ。
これでもかというくらいの雪が降り、農地をひと冬覆いつくします。
1年の半分くらいは農業ができません。
ただ、その環境を利用して生まれた越冬野菜があります。
越冬野菜とは、野菜を収穫せずにひと冬を雪の下で寝かせます。
雪の中の厳しい寒さに、野菜自身が身を守ろうとアミノ酸を糖に分解する。
そうすることの最大の特徴は、糖度が上がること。
野菜の甘みが増します。
![じゃがいもイメージ](https://dohguru.com/wp-content/uploads/2022/08/potato-983788_1920-600x400.jpg)
北海道で有名な越冬野菜といえば、和寒町の「越冬キャベツ」や函館市亀田町の「雪の下大根」。
羊蹄山周辺では、真狩村の「雪の下にんじん」や留寿都村の「越冬大根」。
そして倶知安町では540日間も「雪室貯蔵」したプレミアじゃがいも「五四〇(ゴーヨンマル)」。
いろんな地方にブランド越冬野菜があります。
今回の商品は倶知安町の雪の下で育てたじゃがいも「男爵」と、にんじんを使ったスープになります。
越冬させることで糖度が増し、青みが抜けてまろやかな野菜スープとなります。
温めてももちろん、冷たいままでもいただけます。
「いざッ実食!」レポート
今回はそれぞれ冷たいスープとしていただきました。
温めたほうが甘みを感じるかな、と思ったのは飲んだ後のことでした。。。
(次は温めて飲みます)
冷蔵庫で冷やしてそのままお皿に入れてます。
何も手を加えずにそのまま飲めるのがありがたいですね。
量も1パック180gと一人分としてちょうど良い。
雪の下育ちのくっちゃんポテトスープ
![くっちゃんポテトスープ1](https://dohguru.com/wp-content/uploads/2022/08/snowpotatosoup-main1-600x450.jpg)
色味からして市販品とは違いますね。
少しくすんだ色合いがよりじゃがいもらしさを感じます。
お店の野菜と、直売所の野菜の違いをイメージすると腑に落ちます。
![くっちゃんポテトスープのアップ1](https://dohguru.com/wp-content/uploads/2022/08/snowpotatosoup-up1-600x450.jpg)
一口すすると、じゃがいもの甘みを感じます。
野菜特有のやわらかい味がしみ込むように口の中に広がる。
栄養や滋養を体に取り込んでいるような、より直接的な味ですね。
味自体は薄味です。
市販の様々なスープを比較すると、やはり物足りなさは感じてしまいますね。
パセリやクルトン、粉チーズなどは味変になりそうです。
スープだけを飲むというよりも、朝食のメニューの中の一品として飲んだ方良いですね。
![くっちゃんポテトスープのアップ2](https://dohguru.com/wp-content/uploads/2022/08/snowpotatosoup-up2-600x450.jpg)
原材料を見るとチキンブイヨンやバターなどが加えられていますが、味を調える程度でじゃがいもそのまんまのスープです。
また、生クリームも入っているのでビシソワーズを連想しますが、別物と考えたほうが良いですね。
こちらは野菜を味わう、極端に言えば「飲む野菜」です。
![くっちゃんポテトスープ2](https://dohguru.com/wp-content/uploads/2022/08/snowpotatosoup-main2-600x450.jpg)
雪の下育ちのくっちゃんにんじんスープ
![くっちゃんにんじんスープ1](https://dohguru.com/wp-content/uploads/2022/08/snowcarrotsoup-main1-600x450.jpg)
こちらもにんじんそのものの色合いです。
少しの水分と共にミキサーで砕いて味を調えた程度。
にんじんの繊維がわずかに残っています。
![くっちゃんにんじんスープのアップ1](https://dohguru.com/wp-content/uploads/2022/08/snowcarrotsoup-up1-600x450.jpg)
にんじんスープもにんじんそのもの甘みを感じます。
にんじん味のスープではなく、にんじんをスープにしている。
野菜のえぐみや青臭さのようなものはありません。
きちんと味が調整されていて、にんじんの香味や甘みを強く感じます。
![くっちゃんにんじんスープのアップ2](https://dohguru.com/wp-content/uploads/2022/08/snowcarrotsoup-up2-600x450.jpg)
今回、ガーリックトーストとサラダと一緒に食べました。
ガーリックの強い味の後、スープを飲むとさっぱりしますね。
ちなみにガーリックトーストをスープにつけて食べるのもアリでした。
「スープに浸したパン」はやっぱりごちそうですね。
![くっちゃんにんじんスープ2](https://dohguru.com/wp-content/uploads/2022/08/snowcarrotsoup-main2-600x450.jpg)
食後のつぶやき
美味しいものを食べると幸せな気持ちになりますね。
年齢によって味覚は変わっていきますが、その変化も良いものです。
とくに年齢を重ねていくと、よりシンプルなものを求めたくなる。
枝葉を伸ばすことから、自分のサイズに合うカタチを選択していく。
食べ物でいうと素材そのもののおいしさを求めていきますね。
もぎたての野菜をその場でかぶりついた時の味は格別。
もう、贅沢とすら感じてきます。
このスープも、素材のそのものが持つ味わいをしっかりと感じさせてくれる贅沢な逸品でした。
商品の情報
![くっちゃんポテトスープのパッケージ](https://dohguru.com/wp-content/uploads/2022/08/snowpotatosoup-package-600x800.jpg)
商品名:雪の下育ちのくっちゃんポテトスープ
栄養成分表示(100ml当り)
炭水化物: 9.7g
エネルギー: 121kcal
たんぱく質: 4.3g
脂質: 7.0g
食塩相当量: 0.9g
原材料名
牛乳、野菜〔ばれいしょ (北海道産・遺伝子 組換えでない)、 たまねぎ〕、 チキンブイヨ ン、生クリーム、バター、チキンエキス、小麦 粉、食塩、(一部に乳成分・小麦・鶏肉含む)
![くっちゃんにんじんスープのパッケージ](https://dohguru.com/wp-content/uploads/2022/08/snowcarrotsoup-package-600x800.jpg)
商品名:雪の下育ちのくっちゃんにんじんスープ
栄養成分表示(100ml当り)
エネルギー:38kcal
たんぱく質:0.5g
脂質: 0.9g
炭水化物: 7.6g
食塩相当量:0.5g
原材料名
にんじん(北海道産)、砂糖、コーンスターチ、 バター、チキンエキス、食塩、(一部に乳成分・ 鶏肉含む)
ふるさと納税の返礼品の紹介
雪の下育ちのくっちゃんスープはふるさと納税の返礼品で取り扱っています。
ポテトスープとにんじんスープがセットになったものや、
![](https://dohguru.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
それぞれの味の単品もあります。
![](https://dohguru.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
![](https://dohguru.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
倶知安町のふるさと納税も豊富に取り扱っています。
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