今回紹介するのは、みそラーメンです。
こちらは旭川市に本店がある、よし乃というラーメン屋になります。
このラーメンの特徴は、王道ど真ん中の札幌みそラーメンということ。
イメージそのものを具現化したようなラーメンできちんと期待に応えてくれます。
ラードの浮いた濃厚みそスープに、黄色い縮れ麺。そしてシャキシャキの山盛りもやし。
定番だからこそ食べたくなるし、また食べにきたくなる味。
そんな「よし乃」のラーメンを紹介していきます。
こちらは旭川市のふるさと納税の返礼品としても取り扱っています。
北海道旭川市(上川総合振興局)
旭川市は北海道の真ん中、やや上の方に位置します。
札幌からは高速で2時間、電車は特急で1時間40分ほど。
隣町、東神楽町にある旭川空港からも近いです。
旭川市は札幌市に次ぐ、北海道第二の都市といわれています。
北海道全域で見ると、道北や道東などへのアクセス拠点。
旭川市といえば、「旭山動物園」が今では有名ですね。
観光でお勧めなのはアイヌに関連する「神居古潭(カムイコタン)」。
普段見慣れないような景色が広がっています。
グルメといえば、旭川しょう油ラーメン。
旭川市にはラーメン店がとても多いです。
若鶏半身を焼いた「新子焼き」や高砂酒造の銘酒「国士無双」などもあります。
楽天市場のふるさと納税↓
<旭川市のサッポロみそラーメン「よし乃」
「よし乃」は昭和43年、1968年に旭川市で創業した老舗ラーメン店。
旭川といえばしょう油ラーメンですが、「よし乃」はみそラーメンが有名。
旭川市民にも美味しいみそラーメンのお店として人気を誇っています。
旭川市を中心に、札幌や道東の北見市に支店があります。
ここからは「よし乃」のみそラーメンの特徴についてです。
札幌みそラーメンの麺といえば、モチモチとした食感が特徴の多加水熟成の中太麺。
対して旭川しょう油ラーメンの麺は、スープを吸収しやすい特徴の低加水の縮れ中細麺。
よし乃の麺は、二つの特徴をミックスした低加水の中太縮れ麺になります。
アツアツのスープをたっぷり含んだ中太の麺をワシワシ食べていく、ということになります。
スープは札幌みそラーメンのスープです。
豚骨と野菜を煮込んだスープに、4種類の味噌をブレンドしたタレ。
北国特有のラードを使用して最後までアツアツのスープになります。
ちなみに、旭川ラーメンの特徴は、豚骨や鶏ガラと、魚介系のWスープ。
魚介系がプラスされることで独特の個性が出ています。
「いざッ実食!」レポート
それではいただいていきます。
麺の上にこんもりともやし。チャーシューとメンマと長ネギの具材が入っています。
見た目からして期待値が膨らんできますね。
混ぜる前のスープをすくうと、しっかりとラードが浮いています。
これがスープの膜となって、最後までアツアツで食べることができます。
寒い北国ならではの特徴的なスープです。
それではまずは麺からすすっていきます。
スープの中にはたっぷりの麺。
よし乃のラーメンは麺の量が多いというのも一つの特徴です。
味噌の香りがふわっと抜けて中太の麺が小気味よい音を立てて口に入ってくる。
スープをたっぷり吸収した麺のしっかりした歯ごたえと、歯切れの良さ。
濃厚な味噌の味が麺と交じりあい、旨味が熟成されてきます。
この味、この歯ごたえ、こののど越し。
どれをとっても以前食べた札幌みそラーメンの記憶を小気味よく刺激してくれます。
みそラーメンの原点を思い出させてくれますね。
スープとよく絡んでいるからか、よし乃の麺には記憶を思い起こさせてくれるチカラがあります。
スープは濃いめで味噌と深みのある旨味を感じる。
しっかり煮込まれた豚骨と野菜のスープががっしりと味を支えていて深みのある味わいがあります。
いわゆる箸が止まらない、ここではレンゲが止まらないおいしさ。
使い古されてもなお親しまれているこの言い回しこそ、このスープには使いたくなる。
札幌みそラーメンに求める核にあたる「あの味わい」です。
シャキシャキのもやしとシャキシャキの食感が少し異なるアクセントになるネギ。
コリッとしたメンマと歯ごたえのあるチャーシュー。
食べ飽きない種類の具材もまたラーメンをしっかりと支えています。
ほんとラーメンの具材としてのもやしってバツグンに旨いんでよね。
3か月振りくらいに札幌みそラーメンを食べましたが、満足感がありました。
みそのスープが何より体に染みて美味しかったですね。
今日ほどスープを飲み干したいと思ったことはなかったです。
丼を両手で持ち上げてゴクゴクと飲んでしまいたい、枯渇したはずの欲望の疼きを感じました。
そこはじっと我慢しましたが、久しぶりに食べた喜びまでプラスされて幸せな気分になった一杯でした。
商品の情報
こちらはふるさと納税の返礼品の情報になります。
お店のラーメンの情報ではないのでご注意ください。
商品名:【創業昭和43年!旭川みそラーメンのよし乃】みそラーメン
内容量:
みそラーメン 1袋2食入×5袋 計10食
(めん145g×2、みそたれ60g×2、調味油10g×2)
原材料名
【めん】小麦粉(小麦(北海道))、食塩、小麦たん白、卵白粉/酒精、かんすい、乳酸Na、着色料(ビタミンB2)、打粉(加工デンプン)、(一部に卵、小麦を含む)
【みそたれ】味噌、食塩、砂糖、香辛料、豚油脂、ごま油/酒精、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、(一部に小麦を含む)
【調味油】動物油脂、酸化防止剤(ビタミンE)、(一部に鶏肉、豚肉を含む)
ふるさと納税の返礼品の紹介
旭川市のふるさと納税で取り扱っています。
みそやしょう油、自家製麵、生麺、乾麺。いろんな店のアソートなど種類豊富に取り揃えています。
ふるさと納税限定で、本店でのみ販売している自家製生ラーメンセット。
旭川の人気ラーメン店がセットになった藤原製麺ラーメンセット。
こちらはふるさと納税のラーメンランキングにも入る人気の返礼品です。
藤原製麺は旭川を代表する製麺所になります」。
通常のお取り寄せはこちらから。
店へのアクセス
今回食べたお店は札幌駅のアピアという商業施設にあります。
地下1階のアピア飲食通りの一角にあります。
隣もラーメン屋というなかなの激戦地で生き残っています。
カウンター席のみ、サッと入ってサクッと食べれるラーメン店です。
食後のつぶやき
今回でラーメンの記事は6杯目となります。
そして札幌みそラーメンは3杯目ということになります。
同じ「札幌みそラーメン」であっても、それぞれお店の特徴がある一杯になっています。
比較してどうこうというのはここではしないようにします。
なるべくそれぞれのラーメンの特徴、個性を伝えられるようにリポートしていきます。
そしてどのらーめんもお勧めしたい一杯ですね。
最初に紹介した味の三平みそラーメンは、元祖札幌みそラーメン。
ここからルーツが始まったことに頷いてしまう味。
次に紹介したのは一粒庵の元気のでるみそラーメン。
行者にんにくという北海道食材で個性を出しつつも、札幌みそラーメンをしっかりと踏襲しています。
今回のよし乃のみそラーメンも合わせて、納得のいく一杯になっています。
特に道外の方で久しぶりに札幌みそラーメンを食べたい人には、満足してもらえる味となっています。
その期待にきっと、応えてくれる一杯です。
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