今回は「農家のそばや 羊蹄山」のぼたんそばの紹介です。
「ぼたんそば」は古くから北海道にある品種で、今では幻のそばと言われています。
特徴は、食べたときの味や風味が強く、今でも根強い人気があります。
北海道倶知安町のおそば屋さん「農家のそばや 羊蹄山」はぼたんそばを提供しています。
北海道の開拓史から100年以上の長きにわたる歴史のあるお店。
その店のこだわりが詰まったぼたんそばの十割そばをいただきます。
こちらは北海道倶知安町のふるさと納税の返礼品としても取り扱っています。
返礼品のセットになっているそばがきも紹介していきます。
![羊蹄山の十割そば2](https://dohguru.com/wp-content/uploads/2022/06/youtei-juwari2-600x450.jpg)
北海道虻田郡倶知安町(後志総合振興局)
倶知安町は札幌市の西側、函館市の北側に位置する街です。
札幌からは車で1時間半。いずれ北海道新幹線の停車駅予定地でもあります。
蝦夷富士と呼ばれる羊蹄山の西側に位置し、山々に囲まれていて見晴らしが良いです。
隣りのニセコ町と共にスキー客が多く、海外の方も見かけます。
この辺りのパウダースノーは世界的に有名ですね。
雄大な自然と触れ合える観光地となっています。
観光でおススメは「倶知安風土館」。
自然の成り立ちをまるっと学ぶことができます。
要約が上手で誰にでもわかりやすいのがポイントです。
![羊蹄の湧水](https://dohguru.com/wp-content/uploads/2022/06/youtei-wakimizu-600x450.jpg)
羊蹄山の麓ということもあり、町のあちこちで湧き水を汲める場所があります。
今回紹介するそばも羊蹄山の伏流水を使用しています。
特産品はじゃがいも。ニセコ酒造の日本酒も人気ですね。
そして男爵いもを使った真っ白な「豪雪うどん」が有名です。
楽天市場の倶知安町のふるさと納税↓
「農家のそばや 羊蹄山」のぼたんそば
ぼたんそばは北海道でもっとも古くから栽培されている品種。
栽培がとても難しく、収穫量も他と比べると少ないというデメリットがあります。
なので現在の北海道のそばは「キタワセソバ」など他の品種が主となっています。
ただし、ぼたんそばは他と比べると味や香りがとても優れています。
そのため今でも根強い支持があり、一部の地域ではぼたんそばを栽培し続けています。
収穫量が少なく食べる機会も少ないので、希少な「幻のそば」と呼ばれるようになっています。
「農家のそばや 羊蹄山」は100年以上前の北海道開拓時代から歴史が始まります。
越後の国(新潟県)から入植した農家がぼたんそばを育て、その技術が受け継がれています。
今でも栽培したぼたんそばを自家製粉しています。
![羊蹄山の外観1](https://dohguru.com/wp-content/uploads/2022/06/youtei-gaikan1-600x450.jpg)
この店では、そばの実を粗めにゆっくり挽いています。
できたそば粉を、羊蹄山の伏流水を合わせています。
つなぎを使わない「十割そば」、食していきます。
「いざッ実食!」レポート
お店で食べた「十割そば」と、お土産で食べた「そばがき」をレポートします。
十割そば せいろ
![羊蹄山の十割そば1](https://dohguru.com/wp-content/uploads/2022/06/youtei-juwari1-600x450.jpg)
見た目は淡い色合いのきれいな麺。
想像よりもずいぶんと白く透き通っていますね。
鼻を近づけるとそばの香りをしっかりと感じます。
麺はやや細めで測ったように均一な太さです。
![羊蹄山の十割そば麺1](https://dohguru.com/wp-content/uploads/2022/06/youtei-juwariup1-600x450.jpg)
まずは1本そのままで。
十割そばですが麺は長めですね。
弾力を感じるしっかりとコシのある麺。
1本だけの麺でもそばの甘みを感じ、余韻を残していきます。
続いてつゆにつけて一掴み。
麺は程よく細いので、小気味よい音を立ててツルッと入ってきます。
出汁の効いたつゆと共にもぐもぐ噛んでいると、そばの甘みがフワッと広がってくる。
すっきりとしたのど越しと共に清涼感も感じる、何とも気持ちの良くなる味。
あとに残る蕎麦の風味もしっかりと感じます。
![羊蹄山の十割そば箸上げ](https://dohguru.com/wp-content/uploads/2022/06/youtei-juwariage-600x450.jpg)
すりおろしたワサビをちょっと乗せて食べるとアクセントのある香りが広がります。
今回のワサビは辛みが少なかったのでちょっと残念。
薬味はワサビとネギだけでしたが、せいろ一枚分のそばだけでも飽きずに食べ進みたくなる味でした。
自宅で食べられる「そばがき」
続いて「そばがき」をいただきます。
お店でも販売していてお土産として持って帰りました。
![羊蹄山のそばがきのパッケージ](https://dohguru.com/wp-content/uploads/2022/11/youtei-sobagaki-package-600x450.jpg)
こちらはパックになっていて、自宅で手軽に食べることができます。
![羊蹄山のそばがきの内容物](https://dohguru.com/wp-content/uploads/2022/11/youtei-sobagaki-aitem--600x450.jpg)
作り方は簡単、そば粉に熱いお湯を注いでよくかき混ぜるだけ。
お湯を注いだ時にそばの風味が勢いよく沸きたちます。
この圧倒的な香りは、そば好きにはたまらない瞬間です。
かき混ぜるのは根気よく混ぜたほうが良いです。
意外とダマになって残ってしまったり、よく混ぜたほうが食感が良くなります。
![羊蹄山のそばがきの粉](https://dohguru.com/wp-content/uploads/2022/11/youtei-sobagaki-kona-600x450.jpg)
まずはそのままで、ひと口。
うん、そばです。
なんていうか、そばそのものです。
麺状になっていない、塊としてのそば。
そばの味と風味が口の中でじわーと広がっていく。
この直接的なそばを感じる食べ方もまた、そばへの欲求を満たしていく。
じっくりと味わうにはそばがきの方が適していますね。
![羊蹄山のそばがき](https://dohguru.com/wp-content/uploads/2022/11/youtei-sobagakiwithtare-600x450.jpg)
付属の麺つゆをちょっとつけたり、ワサビを乗せたり。
少し炙って海苔を巻いたりしてもおいしいですね。
そしてお酒で洗い流す。
出来上がったそばがきは結構なボリュームでしたが、結局一度に全部食べてしまいました。
ふるさと納税の返礼品の紹介
農家のそばや 羊蹄山のおそばはふるさと納税の返礼品として取り扱っています。
十割そばの乾麺と、自宅で作れるそばがきのセット。
![](https://dohguru.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
十割そばだけ、たっぷり12袋もあります。
![](https://dohguru.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
倶知安町のふるさと納税には様々な返礼品があります。
お米や野菜、野菜で作ったスープやカレー。
じゃがいもで作った豪雪うどんや、クラフトビール。
ティッシュペーパーやトイレットペーパーなどの日用消耗品も人気です。
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店へのアクセス
お店は倶知安駅から少し離れたところにあります。
駅からはタクシーかレンタサイクルで行けます。
ただアクセスを考えると車でくるのがよさそうですね。
羊蹄山へのドライブの途中で立ち寄る方が多いようです。
![羊蹄山の看板1](https://dohguru.com/wp-content/uploads/2022/06/youtei-kanban1-600x450.jpg)
食後のつぶやき
今回食前にそば茶をいただいたのですが、こちらも香りがすごかったですね。
お腹が空いた状態で行列を待っていたからか、余計に香りに反応していました。
![羊蹄山のそば茶](https://dohguru.com/wp-content/uploads/2022/06/youtei-sobatya-600x450.jpg)
一気に気持ちが癒されて、ホッとする香り。
味もさることながら、香り、風味を味わう食事を楽しむ体験でした。
そばは和を感じる身近な食べ物ですね。
夏場は涼を感じるし、冬場は温で楽しめる。
ホント、万能な食べ物です。
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